ayatonobuの徒然日記

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バラマキ予算編成を見て思う、社会保障費どうにかなりませんか??? 

   

       
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来年度予算編成が、各省閣僚との折衝を経て14日にも閣議決定されるとのこと。

予算総額は96.3兆円規模で過去最大となる模様だ。来年度新規国債発行予定は前年度から4兆円程度減額となる予定だが、それでも36兆8000億円と財政均衡には程遠い状態であります。

昨年度予算においては歳入(95兆円)における公債金(41兆円)の割合は実に約43%に達している訳です。

具体的に予算編成内容を見ていくと、例年通りのバラマキ予算のオンパレードとなるわけです。私医療関係者ですので、社会保障費が例年とても気になります。

平成26年度社会保障関係予算のポイントの中に昨年度社会保障の内容が易しく述べられています。

平成26年社会保障費は30.5兆円(H24年28.8→H25年29.1→H26年30.5兆円)で大幅増している訳ですが、この中の主要な年金・医療・介護が今後もどうしようもなく膨れ上がってくるのがわかっているわけなんです。

この社会保障費いろいろ問題があると思います。なので今日は社会保障の色々な問題について考えてみることにしました。

需要は間違いなく増大する。団塊世代が65歳以上に突入し人口のボリュームゾーンが高齢者へ。

高齢化社会と言われて久しく、人口減少社会になりました。人口ピラミッドの変化(下図)からわかるようにボリュームゾーンが高齢者となり社会保障を必要とする人口が今後さらに激増します。

http://www.nippon.com/ja/in-depth/a01001/ より引用

http://www.nippon.com/ja/in-depth/a01001/
より引用

よって社会保障のトータルニーズは間違いなく増大していきます。試算では社会保障費は毎年1兆円規模で増大すると見込まれていますが、実はそれでは済まないことはここ3年の推移をみても感じ取ることが出来ます。

ちなみに社会保障費は金額換算できわめて単純化すると、単価×人数ということになりますので、仮に単価が一定だとすると必然的に社会保障費も人数増加に併せて激増するということが容易に想像できます。

社会保障費抑制の観点から考えれば、以下の3つの方法がパッと思いつきます。

  • 単価を下げる

  • 公的サービス範囲を縮小する、あるいは対象者を限定する

  • 健康寿命を延ばす

でも、これ言うは易しですが、実現するのはとても難しそうです。

社会保障費の内、年金はマクロ経済スライドや支給開始年齢引き上げによって抑えようとしています。おそらく今後もどんどん実質年金は減っていくことになると思います。医療介護については費用の大きな部分が人件費に充てられますので、単価を下げることはすなわち医療従事者や介護提供者の人件費を抑制していくことが必要になると思われます。医師・看護師・薬剤師など比較的給与が高いと思われている職種に関して人件費削減は可能かもしれませんが容易ではないでしょうし、介護職はこれ以上下げたら誰もやらなくなるのでむしろ今後は上がっていく可能性が高いと思います。

医療介護は基本的に労働集約型の典型ですので、従事者一人当たりの効率を上げていくことも限度があると思います。

なので単価を下げるのは非常に難しいと思います。

二番目の対象者を限定したり、サービス範囲を縮小したりするのは、今後国民総背番号制の実施に伴い、個人資産管理がより詳細に行われるようになると現実化してくる可能性があります。個人金融資産の捕捉が容易になりますので、それに応じた社会保障給付になっていくものと思われます。また公的医療保険でカバーされる治療が広がらない・あるいは限定されるようなことで総額の抑制が図られる可能性は十分にあると思います。現状で先進医療の高額医療などがカバーされないままとなるでしょうし、高額医療保障制度についてもおそらく金融資産に応じてよりシビアなものになると思われます。

なので2番目の項目については順次行われていくものと思います。

3番目の健康寿命を延ばすというのは、一番耳障りのいい文言です。お金もかかりません。僕もこれが実現できたら一番手っ取り早くて確実に社会保障費を減らせると思います。

供給サイドの問題がある、特に介護分野は死活問題

まず以下の表をご覧ください。

キャプチャ

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000037804_1.pdfより引用

 

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http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000037804_1.pdfより引用

介護ってほんとに人出がいるんですよね。しかも結構大変であんまり人がやりたがらないような仕事です。

人手不足のこの時代、給料上げなきゃ成り手が増えるとは思えません。現状平均給与は月額で他業種と比較して-10万円です。

かりに成り手がいたとして、医療や介護ばかりに人材が流れるのっていいことなんでしょうか?

この分野にどんどん人が集まってくるってことは、他業種の人手不足の裏返しということになりますし、供給サイドに人が増えれば人件費が積み上がり費用が掛かることにつながります。

介護ロボットやAI導入など、この分野でビッグバンが起きれば話は別ですが、近い将来では難しそうですね。

プライマリーバランスと社会保障費、黒字化とか無理じゃないですか?

正直いまだに政府が「プライマリーバランスの黒字化達成のために」とか言ってるの信じてる人いるんですかね。

歳入(国債借り入れ除く)は多少年度ごとに増減ありますが、すでにピークアウトしてこれからは減少に入ってくるんじゃないかと考えています。そんな中で年間30兆円以上社会保障費が占め、年々増大していくのを為すすべなく受け入れているようにしか思えません。

だいたい社会保障費の増大と立ち向かわずにプライマリーバランスの黒字化するなんて、不可能ですよ。

他にほとんど予算がつけられませんから。来年度予算見ても防衛費5兆円とか、多少削れても大事なものです。だからやっぱり社会保障費が歳入の適正な範囲(どのていどかわかりませんが)で収まるように抑制して頂かなくてはなりません。

安倍政権にはその辺のところ、ちゃんと向き合ってもらいたいものです。

 

 

 

 

 - 投資関連, 日常生活

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