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マイナス金利政策と企業活動への影響について考えてみた

   

       
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マイナス金利が発生した経緯

2015年1月に、スイスで長期金利がマイナスに転じるという、歴史上初めての珍事が起きました。隣国ドイツでも、既に短期金利がマイナスになっているなど、ユーロ圏ではマイナス金利が恒常化しつつあります。日本でも、2016年1月下旬の日銀政策決定会合で、日本初となる「マイナス金利」の導入が決定されました。

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マイナス金利とは?

  • 通常、私たちが銀行に預金すると、微々たるものですが利子がつき、少しずつ預金が増えていきます。これが、マイナス金利になると、預金している分の利子を、銀行へ払わなければならなくなります。現実には、このようなことは現時点で想定されていませんが、一般国民にとってのマイナス金利とはこういうことです。

    一方で、実際に起きているのは、銀行などが日本銀行に預けている当座預金の一部に対してマイナス金利が適用されることになります。これは銀行の収益減に対して明確にマイナスに働くことから、マイナス金利導入を公表後、金融関係の銘柄は激しく売り込まれることとなりました。

マイナス金利導入の理由

マイナス金利を導入する理由の1つは、銀行に国債を買わせず、融資を増やすことです。銀行が国債ばかり買って貸出に回さない状態だと、国内の資金循環が停滞して景気が回復しません。国債を買えば損失が出る状態にして、銀行は企業への貸出にシフトせざるを得ない状況を作り出します。つまり、強制的に銀行が民間企業への融資を増やさせるのです。

もう1つの理由は、デフレ対策です。物価が年率-0.5%なのに金利が1%あれば、消費せずに貯蓄しようという先入観が強まり、物が売れなくなるので一層デフレが進み、景気が悪化します。これは、現預金に対しては現状マイナス金利が適用されませんので、最悪預金へマイナス金利が働くことになれば、預金の一部は確かに使われるようになるかもしれない(?)ですね。このデフレを解消するには、水準よりも金利を低くし、消費や投資を増やす流れや機運を創出する必要があります。物価上昇(インフレ)率が-1.0%なら、金利が-1.5%とか-2.0%とか、物価よりも低い水準になればよい訳です。

良い影響を受ける業界は?

マイナス金利は、各企業に対し大きな影響を与えます。良い影響を受ける業界と、厳しい環境に立たされる業界があります。

良い影響を受けるのは、不動産業界です。住宅ローンの金利が下がるのであれば、住宅ローンを組みやすくなり、不動産の販売がスムーズになります。

観光業界や航空業界にとっても良い影響があります。金利の引き下げというのは、円安に繋がるからですです。円を持っていても金利がつかないのだから、たくさん持っている人は他の通貨に両替したり、とにかく円で持っていても仕方がないので売りますね。

実際、円高傾向にあった為替が、一気に120円を大きく超える円安方向への動きとなりました。円安になれば、海外からの観光客が増えます。そのため、観光業界や旅行業界にとって有利な環境が続くわけです。その後の流れはそうとも言えませんが…。為替は本当に難しいですね。

悪い影響を受ける業界

逆に、銀行は悪い影響を受けて苦しくなります。金利が低くなり、金利収入が減少するのであれば当然のことです。

銀行は日銀からも借入をしているので、その利子がなくなると考えれば良い面もありますが、マイナス金利政策の発表とともに、銀行株は軒並み下落してしまいました。

将来どうなるのか・・・

かってな想像では、マイナス金利の幅はさらに拡大は可能と思いますが、最終的には金利が跳ね上がることを予想します。結局のところ、社会保障にかかる費用を政策的に圧縮する提言は今の日本では不可能と思いますので、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という訳ではないでしょうが、赤字国債で身動きの取れない状態へと突き進んでいくのでしょうね。

 - 投資関連, 未分類

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